麻布十番の内科・産業医/高津クリニック(こうづクリニック)

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高津クリニック

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二十四節気と健やかな暮らし

小暑
梅雨があけ本格的な夏が来る頃

温風至る(おんぷういたる)7/7~7/11頃
夏の熱い風が吹く

蓮始めて開く(はすはじめてひらく)7/12~7/16頃
蓮の花が咲き始める

鷹乃学を習う(たかわざをならう)7/17~7/21頃
鷹が飛び方を覚え巣立ちを迎える

この節気では、梅雨の終わりとともに熱い風が吹き、鷹を見かけることは滅多にありませんが、蓮の花が美しく咲きます。毎年、奈良薬師寺の境内には蓮の鉢がたくさん並べられ、美しい花と荘厳な伽藍とが相まってありがたい雰囲気に包まれまた事を思い出します。

旧暦7月13日から16日はお盆(盂蘭盆会)。ご先祖様や亡き人をお迎えし、お送りする古くからの行事です。宗教宗派にもよりますが、日本の旧来の一般的な風習では、葬儀・四十九日までの7日ごとの追善供養・回忌供養・お盆・お彼岸などで、亡き人の冥福を祈り偲びます。
これら行事には、単なる儀式に留まらない大切な作用があると言われています。葬儀や追善供養には大切な方の死を受け入れる助けになる働きが、またお盆やお墓参りで故人に語りかけることには、亡き人との繋がりを再確認する働きがあるとされています。また、いずれの場面でも、身近な人との語らいには悲しみを癒す力があるとされています。

お盆の行事などで人と集まる機会が多かったり、気温が高くなって美味しくなったり、、、
お好きな方にとってはビールの量が増える季節ではないでしょうか。

そんなとき、気になるのは尿酸値。

●まず、尿酸って何でしょう?
尿酸は、遺伝情報やエネルギー代謝に重要なプリン体の最終代謝産物です。つまり、尿酸は細胞の老廃物でありエネルギー代謝のゴミ、と言えます。

体内で産生された尿酸という老廃物は主に尿へ排泄されますが、

1)産生が多すぎる(過食、飲酒、肥満、無酸素運動、ストレスなど)
2)排泄が低下する(遺伝性、腎臓病、飲酒、肥満、一部の薬剤など)
3) 1)と2)の両方

が起こったときに、血中尿酸値は上昇します。

●尿酸値が上がるとどうなるのでしょう。
関節が腫れて激痛に襲われる痛風発作や、やはり激しい痛みを伴う尿管結石が起こる事があります。また、腎臓の働きが低下したり、尿酸値が上がる生活から糖尿病や高血圧に派生したりします。

●尿酸値が上がらないようにするにはどのようにすれば良いでしょうか。
尿酸が上がらないようにプリン体が多い食べ物を控える、というイメージがあると思います。残念ながら、体内のプリン体のうち食事由来は20%。ほとんどが細胞内で合成され、食事に含まれるプリン体を減らしても思ったほど効果が上がりません。プリン体を多く含む食品(たらこ、レバー、干物など)は、毎日大量に食べなければ影響は少なく、必要以上に神経質にならなくても大丈夫です。

それよりまず考えなければならないのは、総カロリー量です。たくさん食べて老廃物を盛大に産生するような生活を避けるイメージです。過食から肥満になると、尿酸産生が多くなるうえに排泄も低下して、ダブルで尿酸値が上昇します。減量だけで尿酸値が下がることも良くあります。

問題のビールですが、プリン体が含まれ、かつ、毎日大量に摂取する可能性がある飲料です。加えてアルコール自体に尿酸の産生を増やし、排泄を低下させる働きがあります。というわけで、ビールはもちろんのこと、ビール以外のお酒も!飲み過ぎないことが大切です。

果糖・ショ糖は分解されるときに大量の尿酸が産生されます。いずれも多くの清涼飲料水に含まれますので、ジュースの大量摂取も控えたほうがよいと言えます。
その他、『ストレスはアドレナリンというストレスホルモンの働きで』『脱水(大量の発汗など)は血液の濃縮と尿量の低下で』『激しい運動(無酸素運動)はエネルギー過剰消費で』 尿酸値が上昇します。

尿酸値が高いまま放置すると、今は症状が無くても、将来腎機能低下や生活習慣病などの健康障害が生じる可能性があります。健康診断などで尿酸が高いと指摘された方は、尿酸上昇の原因を考え、ご自身に合った生活改善点を見つけるため、医師にご相談を。

掲載日:2018年7月7日
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